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左肩甲骨の痛みの原因|心臓の病気の可能性もあります

<監修医師 Dr.masa>
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日本人にとって肩や首のコリは切っても切れないものですが、肩や首だけでなく、肩甲骨のだるさや痛みを訴える人も少なくありません。

その中でも左肩甲骨の痛みの原因には心臓等の病気が潜んでいる場合があります。

あなたの左肩甲骨の痛みはどこから来るものなのか原因を探ってみましょう。

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左肩甲骨の痛みの原因

左肩甲骨の痛みの原因には大きく分けると4つあります。

 

1.疲労・筋肉痛

スポーツ等により、肩や腕を使うと肩甲骨は連動して動くので使っている意識がないまま筋肉痛になってしまいます。

また、無理な体勢を続けていることにより疲労が溜まって痛くなる場合があります。

肩甲骨あたりが痛い原因のほとんどがこれにあたります。

 

2.姿勢

猫背やパソコン作業等で前かがみの姿勢を続けることにより痛みが起こります。

眠っている間に身体の片方に負担をかける寝相であったり、寝違えや腕のしびれを感じるほど無理な姿勢で眠った際にも痛みは発生します。

姿勢を正そうと意識すると他の筋肉が緊張し、背中、腰なども痛む場合があります。

また頭痛や吐き気・めまい・動悸などの症状を引き起こす場合もあります。

幸いこれらは体内の血行をよくすることで改善できます。対処方法を身につけておきましょう。

ただしいつまで経っても症状が和らがなければ、内臓疾患が原因である可能性があります。注意が必要です。

 

3.変形性頸椎症

加齢やストレス、運動不足により頸椎が変形し頸部・背中(肩甲骨)が痛んだりや肩コリなどになる病気です。

肩甲骨の中央辺りにはくぼみのような場所があり、背中全体の痛みを和らげるためのツボとして知られていますが、そのツボが傷む場合は変形性頸椎症の可能性が高いです。

肩甲骨だけでなく左の背中・腰などにも痛みやコリを感じる場合は整形外科に行き、診察を受けてみることも考えてください。

 

また似たような症状として、椎間板ヘルニアの挙げられます。椎間板ヘルニアの症状として左肩甲骨に痛みを感じる場合もありますが、こちらは腰の痛みがやがて腰より上の他の部位にも影響を与えている状態ですので、厳密には変形性頸椎症とは異なる病気です。

治療方法が異なりますので、注意して下さい。

 

【関連記事】
胸が苦しいし背中が痛い!考えられる原因をチェック!

 

4.内臓疾患等

内臓の疲労や疾患、呼吸器等色々な所からの痛みが肩甲骨に出る場合があります。

たとえば一見何の関係もなさそうに思える「胃もたれ」も、消化機能の低下により胃全体が下がり左肩甲骨に負担をかけ、それが痛みにつながることもあるのです。

これについては後述します。

もしも咳をすると左肩甲骨が痛むのであれば、身体の内側の疾患が原因かも知れません。

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痛みを軽減させる方法

 

まず、緊急の痛みかそうでないかを確認します。緊急ではない場合は整形外科で骨に異常がないか確認します。

レントゲンやMRIを含めた検査をしてもらいましょう。

 

検査の結果、特に問題がない場合(痛みの原因が1.2の場合)はストレッチや体操を行うことで痛みを軽減させることができます。1人で手軽にできるものをいくつかご紹介しましょう。

 

肩甲骨上下のストレッチ

1.息を吸いながら肩を耳に近づけます。

2.息を吐きながら肩を元の位置に戻します。

3.息を吸いながら肩をさらに下に下げます。

4.息を吸いながら肩を元に戻します。

5.1~4を10セット行います

 

肩甲骨左右のストレッチ

1.足を肩幅に広げて立ちます。

2.息を吐きながら手のひらを上にして肘の高さを保ったまま腕を後ろに引きます。

このとき、胸を張って肩甲骨を背骨に寄せるイメージをしながら行います。

3.息を吸いながら腰と背中をまるめ、両腕をなるべく前に伸ばし、親指を下に向けて手の甲を合わせます。

4.2.3を10セット繰り返します。

 

肩甲骨回し

1.両腕を曲げて肩に指先を当てます。

2.肘で大きな円を描くようにします。

3.前回し、後ろ回しを各20回行います。

 

肩甲骨を意識して動かしてください。それほど時間がかからないので毎日隙間時間にやってみてください。

いずれも簡単な動作ですが、普段使わない肩甲骨周りの筋肉をほぐすことができますよ。

またゴルフやテニスなどの運動では肩甲骨辺りに特に負担がかかります。運動前後にしっかりストレッチを行っておくと、事前に痛みを防ぐことが出来ますからお試し下さい。

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左肩甲骨の痛みから考えられる病気の種類

ただのコリや疲れからの痛みでない場合、病気を疑いましょう。考えられる病気は4つあります。

 

1.心臓疾患(しんぞうしっかん)

左肩甲骨に痛みがあり、過呼吸でないのに息苦しいときは心筋梗塞の疑いがあります。

家族に心臓病の人がいる場合、注意が必要です。

【関連記事】
左肩こりの原因は心臓にあった!考えられる病気を解説!

 

2.慢性膵炎(まんせいすいえん)

左肩甲骨のやや下と、みぞおちの左奥に痛みを感じる場合はこれを疑います。

膵臓は「ものを言わぬ臓器」の一つといわれるように症状が出てきたときには病状が進行している場合があります。

怪しいと思ったら早めに消化器外科に行くようにしましょう。

 

3.過呼吸(かこきゅう)

心臓疾患と同じような症状でも過呼吸による息苦しさを感じる場合もあります。

過呼吸は息の吐きすぎからくる血中の二酸化炭素不足が原因なので、ゆっくり呼吸(吸うときは吐くときの2倍の時間をかける)するようにします。

ストレスからくる自律神経の乱れにより起こることが多いので日頃からリラックスすることが予防につながります。

 

病気が原因の場合、何科に行くべき?

何が原因で左肩甲骨が痛むのか、ハッキリ分かる場合はそれぞれの病気を専門とする科の診察を受けます。

心臓にまつわる病気であれば内科あるいは循環器内科、慢性膵炎であれば消化器外科です。

もしも病気なのかそれ以外の原因かハッキリしない左肩甲骨の痛みであれば、整形外科か内科がいいでしょう。

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左肩甲骨の痛みと心臓病の関係性

 

心筋梗塞や狭心症の場合、痛みからくる放散痛(本来の病気の部位から離れた場所が痛くなること)がでることがあります。

心臓だけでなく、その他にも気になる内臓疾患についての放散痛は下記の通りです。

 

部位 病名 放散痛
心臓 心筋梗塞(しんきんこうそく)

心不全

狭心症など

左胸部、肩、首、顎、腹部、腕(上腕)のコリや痛み、歯
膵臓(すいぞう) すい臓がん

すい炎など

左肩のコリ、痛み
肺・気管支 肺炎など 左肩のコリ、痛み

 

肩甲骨にコリがあると胸部を圧迫し心臓に物理的なストレスをかけることになります。

そのため、呼吸、血液循環も悪くなり疾患につながると考えられます。

ですから予防のためにも普段から姿勢をただし、肩甲骨を動かすようにすることが大事です。

 

左肩甲骨の痛みについていかがでしたか。

循環器系疾患である場合はめったにないのですが、命に係わるものですから注意が必要です。

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しかし、いつまでも痛みが引かない、しびれがある、胸の圧迫感があるなどの場合は病院に行き、原因を見極めて適切な処置を行うようにしましょう。

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