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手が黄色い3つの原因【危険な病気との見分け方を徹底解説!】

<監修医師  WASHIO>
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手の平が黄色くなったという話を聞きますが、何か病気の症状なのでしょうか。何となく気持ち悪くて心配になりますよね。。

今回は手が黄色くなる原因についてご紹介します。

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手が黄色くなる原因

 

カロチン血症(柑皮症(かんぴしょう))

冬場に多く見かけられる症状で、カロテンが多く含まれている食品をたくさん摂取することにより、手の平などが黄色くなります。カロテンは食物から吸収されて血中を流れ、皮膚から排出されます。

 

脂溶性のビタミンで体内でビタミンAに変化しますが高脂血症の人はこの転換がうまく行われず、血中のカロテン値が上昇しやすくなります。

そのため、本来、皮膚から排出されるべきカロテンが脂肪組織や角質層などに蓄積し、色素が沈着します。

初期は手のひらや足の裏など角質層が厚い部分に症状が現れますが、強い場合は全身が黄色っぽくなることもあります。強膜などの粘膜や眼球結膜の黄染は見られません。

 

症状は血中カロテン濃度が0.5mg/dlを超えると現れます。高脂血症により血中濃度が高くなるので注意が必要です。対処法としてはカロテンの摂取量を抑えます。

カロテンは黄色い食品だけではなく色の濃い野菜や果物に含まれています。代表的な食品は、ミカンなどのかんきつ類、カボチャ、ニンジン、シソ、パセリ、ホウレンソウ、焼きのり、マンゴーなどです。

それ以外には野菜ジュース、ビタミンを含んだサプリメントなどの摂取にも気を付けるようにしましょう。

 

人体に害はなく、過剰摂取を止めると色は自然に元に戻りますのでそれ以外の治療を必要としません。

摂取量を少なくしても症状が変化しない場合は他の病気の可能性がありますので医師の診断を受けるようにしてください。

 

溶血性貧血

血中ヘモグロビンが減った状態を貧血と言います。ヘモグロビンは酸素を全身へ運ぶ役割を持っていますのでヘモグロビンが減少すると体内が酸欠状態になり、貧血、動悸、息切れ、めまいの症状が現れます。

 

貧血はいくつかの種類がありますが、皮膚や目が黄色くなるのは溶血性貧血です。

溶血性貧血は赤血球(赤芽球)の破壊昂進により起こります。赤血球の寿命は通常の120日ですが、それよりも短くなり(10日前後)、ヘモグロビンが肝臓や脾臓で溶かされていきます。

 

骨髄で生成される赤血球が破壊される量に追い付かず貧血となります。症状としては貧血黄疸の症状があります。

 

黄疸

赤血球が分解されるときにできる老廃物の中にはビリルビンがあります。ビリルビンは通常、脾臓で分解され、肝臓でたんぱく質と結合し、尿や便となって排出されます。

肝臓の機能が低下すると血中ビリルビン濃度が高くなり、ビリルビンの色素である黄色い色素が皮膚や白目に沈着し黄疸が生じます。

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黄疸が生じる病気

 

黄疸が生じる疾患としては直接(抱合型)ビリルビン・関節(非抱合型)ビリルビンがあります。

直接型優位の病気としては以下のものがあげられます。

 

ウィルス性肝炎

肝臓病のうち日本人の80%が罹患しており、その中でもA型、B型、C型への感染が多いといわれています。

✅ A型

ウィルスに汚染された飲料・食物から経口感染します。急性肝炎がほとんどです。頭痛、関節痛、倦怠感などの風邪に似た症状が1週間ほど続いたのち、黄疸が出ます。黄色い尿、白っぽい便等の症状も出ます。

海外への旅行時(特に東南アジア、アフリカなど)の生水や魚介類の生食により感染します。感染した場合は安静と栄養補給をしっかり行います。

 

✅ B型

潜伏期間が1か月~半年あります。発熱、吐気、倦怠感などの自覚症状のあと黄疸が出て2か月~半年で治癒します。黄疸が出るのは50%程度です。肝炎ウイルスに感染していても発症しないキャリアの人もいます。

成人して罹患した場合、急性肝炎で完治しますが、重症化する場合もあります。

最近では、性行為や消毒されていない器具を使ったピアスの穴作りや入れ墨、麻薬などのための注射器からの感染が主となります。 

感染すると患者の半数以上が慢性化し、その場合、肝硬変、胃がんに移行しやすいのが特徴です。

ワクチン接種が予防となります。安静と栄養補給をしっかり行います。

 

✅ C型

感染すると2週間~5か月の潜伏期間の後肝炎の症状が現れます。罹患した半数が慢性化、30~40%は肝がん、肝硬変に移行する恐れがあります。B型と同様に症状が出ないキャリアの人がいます。

体液や血液により感染します。血液や唾液が付着するものの共有化は行わないようにします。

 

アルコール性肝炎

肝細胞障害による胆汁への排出障害をいいます。アルコールを大量に長期間飲み続けると肝細胞の再生が間に合わなくなります。

肝臓は本来脂肪の代謝を行いますが、アルコールが体内に大量にある場合、処理の優先度がアルコールになるため肝細胞に脂肪が蓄積されていきます。

症状はアルコール性脂肪肝→アルコール性肝炎→アルコール性肝線維症→アルコール性肝硬変へと重症化していきます。

 

胆管、胆管結石、胆管がんなど

肝臓で作られた胆汁は胆嚢で濃縮されて十二指腸へと移動しますが、それが通る道を胆管といいます。

胆汁は脂肪分解に関与していますが、脂肪分の多い食事を摂ると胆汁に含まれるコレステロールやビリルビンが結晶となります。これを結石といい、できる場所により胆道結石胆管結石などと呼ばれています。

 

化膿性胆管炎は胆管結石で感染が起こり、発熱や黄疸が起こります。

また、胆管がんは胆管の上皮に発生する悪性腫瘍です。胆管内にがんができるため、胆汁が流れにくくなったり、逆流することによって血中ビリルビン濃度が高くなり、皮膚や白目に黄疸が出ます。

その他白っぽい便、濃い黄色の尿、かゆみ、腹痛等の症状が現れます。

 

間接型優位の病気としては以下があげられます。

溶血性貧血

前述のとおり、赤血球(赤芽球)発育阻害により溶血し、ビリルビンが増加します

先天性と後天性があり、先天性の多くは遺伝性球状赤血球症、後天性は自己免疫性溶血性貧血発作性夜間ヘモグロビン尿症などがあります。

 

治療としては遺伝性球場赤血球症の場合、貧血や黄疸がひどい時のみ脾臓摘出を行います。

自己免疫性溶血性貧血の場合はステロイド投与、高用量ステロイド療法、発作性夜間ヘモグロビン尿症の場合は骨髄移植がおこなわれます。葉酸の補充を行われることもあります。

 

肝硬変

肝硬変とは慢性の肝炎が治らないまま長期経過した状態を言います。

原因はいろいろあり、肝細胞の炎症、壊死、再生が繰り返し起こり、傷の修復時に線維が増えて岩のように硬くなり、だんだん小さくなっていきます。

食道静脈瘤、腹水、肝機能低下により黄疸が起こります。

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黄疸と手の黄色くなる症状の見分け方

 

黄疸の場合、皮膚や白目が黄色く、尿の色が濃い黄色、便の色が白っぽくなります。皮膚の痒みや倦怠感、食欲不振、発熱、風邪のような症状が出ます。

黄疸が出た場合は重篤な病気の場合がありますので専門医で診察を受けるようにしましょう。

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