Sponsored Link

手のひらに赤い斑点が出来た!【肝臓の危険な病気が原因なの?】

<監修医師  WASHIO>
爪 

何かにぶつけた訳でもないのに、手のひらに赤い斑点ができた時、何らかの病気のサインかもしれません。

特に肝臓の病気の場合には手のひらに赤い斑点が出る事が多く、見過ごせない症状の1つでもあります。

 

しっかりと検査をして原因を把握し、きちんと治療を行いましょう。命に関わる重大な病気のサインの可能性もありますので、放っておかずに必要に応じて治療を受けましょう。

スポンサーリンク
 

手のひらの赤い斑点。9つの原因

 

手のひらに赤い斑点が現れた場合、様々な原因が考えられます。中には放っておくと、命に関わる病気へと進行してしまう事もあります。検査をして原因を調べる事ができます。

まずは病院で原因をしっかりと調べ、必要に応じて治療を行いましょう。

 

体質

元々体質により、手のひらが赤くなる方がいます。子供の時から続いている場合は体質だと考えて問題ないでしょう。体質の場合は血行の良さを表しています。

運動の後や緊張した時等に、体温が上がり、手のひらが赤くなります。手を下すと赤くなり、上げると赤みが引く人もよくいますね。検査で問題がない場合の体質による手のひらの赤みは特に心配はいりません。

 

うっ血

うっ血は、血液の流れが悪くなり、皮膚の下の毛細血管が拡張し過ぎている状態の事をいいます。うっ血の原因として、食べ過ぎ、肥満、運動不足、低体温等があげられます。

日常の様々な生活習慣が原因となり、血液の流れが悪くなります。そして、血液の流れが滞る事で心臓に悪影響を及ぼす事にもなりかねないのです。

重症化すると動脈硬化心筋梗塞、脳梗塞の可能性も出てきますので、安易に見過ごしてはいけません。

 

手掌紅斑

肝臓の異常により手のひらが赤くなる手掌紅斑というものがあります。エストロゲンを分解する力が衰え、血中濃度が高くなる事で現れる症状です。

手掌紅斑が現れた場合には、何らかの肝機能障害を起こしている可能性が高いですので、必ず検査を受けましょう。

 

多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)

この病気の場合には、丸くて赤い斑点のようなものが皮膚にたくさん現れます。紅斑の大きさは親指の頭ぐらいの大きさで、比較的大きい事が特徴的です。

多形滲出性紅斑の場合には、かゆみが少し伴う事があります。また若い女性に発症しやすい病気でもあります。後遺症を引き起こす可能性もありますので、早めの治療が必要です。

 

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う赤い湿疹が出る皮膚病で、喘息や花粉症等のアレルギーにかかりやすい体質の人に多く起こる病気です。湿疹は皮膚の表面近くに炎症が起きて生じる発疹の事です。

アトピー性皮膚炎の場合には、強いかゆみが現れます。ただ他にも皮膚疾患で発疹が現れる病気がありますので、きちんとした検査をした上でしっかりと治療を行う事が大事になります。

 

妊娠

妊娠中はホルモンの影響で体質が変化したり、新陳代謝が活発になる事で、汗をかきやすくなります。その為、皮膚のかゆみ湿疹、かぶれ、アトピー性皮膚炎等、肌トラブルも起きやすくなります。

 

赤いブツブツができて、強いかゆみを伴う場合は妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)かもしれません。皮膚が乾燥するとかゆみが増してしまいますので、保湿クリームを塗るのも良いでしょう。

 

肝臓疾患

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれる程、病気があっても症状が現れにくい臓器です。ただ肝臓疾患の場合には、手のひらにサインを表す事が非常に多いのです。

 

手のひらに赤い斑点のようなものが現れた場合には、肝臓機能の低下が考えられます。肝炎肝硬変、肝臓がん等の重病の可能性もありますので、一度しっかりと検査を受ける必要があります。

 

蕁麻疹

蕁麻疹によって赤い斑点が出ている可能性があります。蕁麻疹の場合は皮膚が急に赤く盛り上がり、痒みを伴います。掻いたりすると広がったり、他の場所に出る事もあります。

食品や細菌、ウイルス等、何かしらの原因があって蕁麻疹は現れます。原因を特定して、症状に合わせて治療を行いましょう。

 

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手のひらや手首に近い部分に紅斑や小水疱、膿疱、鱗屑(りんせつ)が現れます。原因として金属アレルギーや細菌感染が関与している場合があります。

 

痛みやかゆみを伴い、長い期間これらの症状を繰り返します。ステロイド剤やビタミン剤の外用薬、抗ヒスタミン薬の内服で治療を行います。原因によっては抗生物質が有効な場合もありますので、まずは医師にご相談ください。

スポンサーリンク

こんな病気の可能性もあり

 

手のひらに赤い斑点が現れた場合、病気のサインの可能性があります。中には、命に関わる重大な病気のサインが隠されているかもしれません。

単なる手荒れと放っておかずに、原因をしっかり調べましょう。また病院できちんとした検査、必要に応じた治療を行いましょう。

 

手足口病

手足口病は手や足や口腔粘膜等に、水疱性の発疹が現れます。急性ウイルス感染症で、子供を中心に夏に流行る病気ですが、最近は大人にも流行している病気です。

 

発疹は手のひらと足の裏にかゆみのない小さな水疱や赤い斑点が現れます。口腔内にも口腔粘膜や舌に手足と同じような水疱や小潰瘍が現れます。

 

溶連菌感染症

溶連菌感染症も子供に多い病気ですが、大人にも発症する事があります。症状としては、発熱、咽頭や舌の口内の変化、また手足や体、顔に小さな赤い斑点状の湿疹が現れます。

風邪に似たような症状が現れますが、風邪と異なるのは手足や顔等の湿疹の症状です。手指の症状として、指先の皮がむけてつるつるになったり、赤く皮膚が変色します。

 

また手の変化として、皮膚がかさかさしてきて、手のひらの手相のしわに沿って白く皮がむける、落屑(らくせつ)という症状が現れます。

手の甲はごわごわしたような感じになりますが、落屑(らくせつ)の症状は現れません。ひどくなる前に早めに病院を受診してください。

 

アレルギー

何らかの環境物質、アレルゲンが皮膚に炎症を起こしているのかもしれません。皮膚アレルギーには接触性皮膚炎湿疹、蕁麻疹の3つがあります。

刺激物やハウスダスト、花粉、ラテックス等の合成繊維、ゴム繊維、小麦、卵、乳製品、食器用洗剤、衣類用柔軟剤等の薬剤やニッケル、ストレス等、様々な要因が考えられます。

 

皮膚アレルギーの場合には、皮膚の強いかゆみと赤い斑点が現れます。接触性皮膚炎の場合はアレルゲンに接触した後に赤い斑点、皮膚はざらざらとした状態

アトピー性皮膚炎の場合は鱗状の乾燥した赤い斑点。蕁麻疹の場合は、先が白く、強いかゆみを伴う赤い斑点

 

アレルギーによる湿疹の場合には、重症化すると呼吸困難を引き起こしたり、命に関わる状態に陥る可能性もあります。すぐに病院に行き、しっかりと治療を行い、原因を調べましょう。

 

主婦湿疹

主婦や美容師、理容師、調理師等、水仕事の方に多い症状です。指先や指の腹、手のひらや手の甲が赤くなり、乾燥します。

角質が皮膚から剥がれ落ちる鱗屑(りんせつ)落屑(らくせつ)がみられます。主婦湿疹の場合には赤い小さな盛り上がりのような斑点が、手のひらや手指にでき、かゆみを伴います。

 

手洗いの頻度や洗剤の使用により、皮脂が失われ、さらに皮膚への刺激が加わり症状が現れます。水仕事は素手で行わないようにしたり、ハンドクリームを使用します。

かゆみや皮膚炎が強い場合には医師に塗り薬や内服薬を処方してもらいましょう。

 

手白癬

水虫は足だけでなく、手にもできます。皮膚が白くふやけたり、皮が剥けて赤くただれたり、腫れたりします。

手の皮膚が厚くなり、角質がフケのようにはがれかかった状態の鱗屑(りんせつ)が現れます。かゆみは感じても強くはありません。手白癬は水仕事の人等に多く見られます。

 

また手の皮膚炎の多くの場合は両手に症状が現れますが、手白癬の場合は片手だけの症状である事があります。水虫菌が発見された場合には抗真菌薬を処方してもらいます。

薬による治療を行えば完全に治りますので、まずは医師にご相談ください。

 

肝炎

手のひらの赤いポツポツとした斑点、足のむくみ、尿の色が赤茶色やコーラのような色になる等の症状が現れた場合には、肝炎の可能性が高いです。

肝臓は「沈黙の臓器」と言われていますが、手の症状はサインとして現れます。また肝臓機能の低下により、全身疲労感、食欲不振、味覚障害等の症状も現れます。

 

肝炎になり、肝臓が腫れてくると触って腫れている事がわかるようになります。そのまま放っておくと、肝硬変や肝臓がんになってしまいますので、早めの治療が肝心です。

 

更年期障害

40代~50代にかけて、閉経前後に現れる更年期障害。自律神経やホルモンバランス、代謝異常の為に、体がほてるといった症状を抱えている方が多いです。

 

更年期障害の症状は人によって様々で、個人差もあり、日常生活に支障をきたす方もいます。手のひらが赤い場合には体全体がほてる、また汗をかきやすくなっています

1人で悩まずにまずは医師に相談しましょう。最近は漢方による症状の改善も期待できます。

 

多形紅斑型しもやけ

しもやけは、気温が5℃前後で、日中と夜間の気温差が10℃前後という環境の時に、皮膚の血行障害を起こして現れる病気です。大小様々な大きさで湿疹が現れ、痛みやかゆみを伴う事もあります

 

最初にしもやけができる時には、やや紫色を帯びた赤色のしもやけが現れます。温めるとかゆみが増してきます。放っておくと、腫れあがったり、出血したり、水疱ができたりしますので、皮膚科を受診してください。

保湿をし、症状に合った塗り薬等を処方してもらいましょう。

 

慢性湿疹

手の限られた部分の皮膚に繰り返し症状が現れる事が特徴です。強いかゆみ、皮膚の赤みを繰り返し、その皮膚の部分が厚くなってしまいます。

長く症状が続く病気ですので、しっかりと治療を受けましょう。

 

動脈硬化

末梢血管の血液の流れが悪くなる事で、毛細血管が圧迫された状態となり手のひらが赤くなる、うっ血の状態になります。

血液の流れが悪くなる事で、心臓への影響や動脈硬化、高コレステロール、高血圧等の病気を引き起こします。うっ血の原因として、暴飲暴食や運動不足、肥満等の生活習慣の乱れが考えられます。

 

動脈硬化は動脈がかたくなる事であり、さらに心臓への負担を大きくしてしまいます。また動脈がかたくなる事で、臓器や組織が正しく機能しなくなったり壊死する、また血管がもろくなり破れやすくなる等の状態へと進んでいきます。

 

動脈硬化の悪化により、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症、心不全、心肥大、くも膜下出血、脳出血等、命に関わる危険な病気へと進行します。しっかりとした治療を受ける事が肝心ですので、まずは病院を受診してください。

 

肝硬変

肝硬変の場合には手のひらだけでなく、顔、胸などの上半身等の皮膚に直径5cm~10cmのクモの巣状の赤い斑点や、まだら模様の赤い斑点が現れるのが特徴的です。

肝炎から肝硬変になり、肝硬変がやがて肝臓がんへと進行します。

 

肝硬変の症状として、手のひらの赤い斑点、全身疲労感、食欲不振、味覚障害、尿の色の変化、足のむくみ等の症状に加えて、

✅ 乳房が女性のように膨らむ症状

✅ お腹の静脈が皮膚に浮き出て見えるようになる症状、

✅ 足の筋肉がつる

✅ こむら返りを繰り返す

✅ 口臭

✅ お腹の張り等の症状が現れ、次第に肝臓が硬くなり、腹部を触ると顕著にわかるようになります。

そのまま放っておくと、肝臓がんになる可能性が高いですので、ひどくなる前に早めに病院を受診してください。

スポンサーリンク

赤い斑点の対処法

 

ここまで手のひらの赤い斑点が出る原因や病気について、解説してきました。最後に対処法についてです。

病院での受診が必要な場合と、生活習慣の見直し、ライフスタイルの改善等、ご自分でできる改善方法について解説いたします。

 

病院での受診

手のひらの赤い斑点の原因には実に様々な原因があります。命に関わる重大な病気のサインの可能性もあります。放っておかずに医師に相談し、原因が何なのかをしっかりと検査してもらいましょう。

 

必要に応じて血液検査、抗体検査、エコー検査等を行い、その結果によって専門医を紹介してもらいます。原因をしっかりと知って、必要に応じた治療を受けましょう。

 

ライフスタイルの改善

手のひらの赤い斑点は肝臓の病気、動脈硬化、心臓の病気、高血圧、脳出血等、命に関わる病気のサインの可能性があります。病院での受診、検査も必要ですが、生活習慣の見直しも必要になります。

 

肝機能障害等、肝臓の病気ではアルコールの過剰摂取が1番の原因です。またタバコ、過労、ストレス、運動不足、暴飲暴食等も体に負担をかけます。

 

特にお酒とタバコは肝臓に大きな負担をかけてしまいます。お酒とタバコは肝臓以外にも全身に悪影響を及ぼしますので、控えるようにしましょう。

 

また無理なダイエットも体に負担をかけ、ストレスも溜まります。適度な運動、早寝早起きをして十分に睡眠をとる事、ストレスを発散をする事、バランスの良い健康的な食生活を送る事が必要です。

ご自分のライフスタイルを今一度見つめ直しましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ