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牡蠣の食あたり!菌の潜伏期間や症状をチェック!

<監修医師 吉野 聖奈>
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牡蠣と聞くと冬場のイメージがありますが10月~翌年の5月に旬を迎えるのは真牡蠣です。

岩牡蠣は6~8月に旬を迎えるので夏でも牡蠣は美味しく食べられます。

 

しかし気になるのは「食あたり」ですよね。

そこで牡蠣を食べて食あたりが起きた場合の原因や菌の潜伏期間についてまとめてみました。ご覧下さい。

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牡蠣で起こる食あたりの潜伏期間と症状

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貝毒

牡蠣はプランクトンを食べて成長しますが、毒のあるプランクトンを食べる場合もあります。

人間が、有毒のプランクトンを食べた牡蠣を食べると、当然毒にあたります。

 

注意しなければいけないのは、牡蠣にとっては平気でも、牡蠣の体内で毒はどんどん濃縮されたために、人体に入り込む段階ではかなり危険なものに変わっているという点です。これが「貝毒」です。

 

食後30分~4時間で症状が出るため、潜伏期間は比較的短めです。

症状としては、

・口の中が焼けたように熱くなる

・頬が赤くなる

・動悸やけいれんが起きる

・手足がひきつる

などが挙げられます。

 

細菌

腸炎ビブリオという細菌が原因となって引き起こされる食中毒です。

食後2~36時間で症状が出ますが、初期症状がすでに重症の場合が多いのが特徴です。

症状は

・腹痛を伴う下痢

・発熱

・嘔吐

などがでます。

【関連記事】
水下痢で腹痛があるのは危険!食事や対処法を教えて!

 

ウイルス

最も有名かも知れないウイルス、「ノロウイルス」が原因となって引き起こされる症状です。

食後12~48時間で症状が出ます。主な症状は、

・突然な嘔吐と激しい下痢

・発熱

・呼吸器障害

・けいれん(でない人の方が多い症状)

となっています。

 

「牡蠣のせいで食あたり」といっても、原因は様々です。潜伏期間の違いでおおよその原因は特定できます。

【関連記事】
ノロウィルスの感染期間や感染力を甘く見ると痛い目に!

 

牡蠣で食あたりを起こしたら、いつどこでどれくらいの牡蠣を食べたのかお医者さまとの問診で伝えるようにしましょう。その後の診療と治療に役立ちます。

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牡蠣で食あたりを起こした時の対処法

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食辺りを治すためにやるべき事は以下の通りです。

 

①毒素を体外に排出する

原因が細菌でもウイルスでも貝毒でも、原理は同じです。体内に入ってきた異物を体外に出し切ることが重要になります。

 

②病院に行く

「多分原因は牡蠣、分かっているから病院には行かなくてもいい」とおもっていませんか?症状が重症化しないうちに早めに医療機関を受診し、適切な処置を受けましょう。

 

③水分補給をこまめに行う

体外に異物を排出するため、膨大な量の水分が身体から失われていきます。こまめに意識して水分を補給するようにしましょう。

 

食あたりを起こしたときにやってはいけないこと

下痢の症状が出ている場合、ついつい下痢止めの薬を服用してしまいがちですが、それは間違いです。下痢は体外に異物を排出するために必要な行為です。

止めてしまうと、いつまでも体調は回復しません。辛いですがココはぐっと堪えて、出すべきものを出し切ることに専念しましょう。

【関連記事】
感染性胃腸炎の出席停止期間や出席停止のために必要なこと!

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牡蠣で食あたりを起こさない為にすべきこと

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しっかり加熱する

基本的にしっかり食材の中心にまで火が通った食べ物は食中毒のリスクを回避できます。

食材の中心温度が85℃以上の状態で1分以上の加熱を行うとノロウイルスは感染力を失います。

 

つまり牡蠣フライ、蒸し牡蠣、牡蠣のグラタンなど、ゆでたり焼いたり加熱調理したものならば食あたりを防げます。

 

またスーパーで売っているパック詰めの牡蠣には、必ず「生食用」「加熱加工用」が明記されています。

 

「買ったばかりだからいいだろう」と自己判断で加熱加工用の牡蠣を生で食べたりしないで下さい。きちんと火を通しましょう。

そして消費期限の記載もありますので、きちんと期限を守りましょう。

 

牡蠣以外の食あたりに関しては以下の記事を参考にしてみて下さい。

【関連記事】
食あたり発症までの時間や菌ごとの症状を知っておこう!

 

やっぱり牡蠣は生で食べたい人の場合

とはいえ、調理した牡蠣も良いけれど「生で食べる牡蠣が大好きなの!」という人はどうすれば予防できるのでしょうか。

 

・信頼しているお店で購入する

・衛生管理の行き届いた店で食べる

・購入後、食べるまではパッケージに指定された保存方法を厳守する

・調理に使ったまな板や調理器具は必ず熱湯消毒する

→二次汚染を防ぐためです。

・牡蠣に触れる前にしっかり石けんで両手を洗っておく

 

これくらいしか予防策はありません。自分の体調状態に拘わらず、食中毒にかかるときはかかってしまうからです。

きっちり自己管理をすることが必要です。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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