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デパス錠0.5mgの7つの副作用【効果や効き時間も徹底解説】

<監修薬剤師 seina akasa>
薬 

夜に布団に入るとその日の嫌な事を思い出したり、なかなか寝付けなかったりする事はありませんか。

別の事でストレス発散して気にならない程度になれば良いのですが、何日も不安な気持ちや不眠などの症状が続くと、日常生活に支障をきたす可能性が無いとも言えません。

 

そんな時に専門医を受診し、不安を和らげるお薬として処方される薬の一つにデパスというお薬があります。今回はデパス錠0.5mgを中心としたデパスの効果や副作用などについてお話ししていきます。

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デパス錠0.5mgの効果

 

まずはデパス錠0.5mgの効果について見ていきましょう。

 

デパス錠0.5mgの効果

ベンゾジアゼピン受容体に作用して穏やかに不安や緊張を和らげ、気持ちを落ち着かせる作用があります。

 

デパス錠0.5mgの効果が期待できる症状

不安や緊張だけでなく、抑うつ症状や睡眠障害の治療にも用いられる事が多いお薬です。また緊張感からくる筋肉のこわばりの改善も期待できるとされていて、緊張性頭痛や肩こりなどにも使用されています

 

実際の処方の際には心身症や不安神経症、パニック障害など不安障害、自律神経失調症、更年期障害、うつ病や不眠症、統合失調症など、多岐の症状にわたって処方される事の多いお薬です。

【関連記事】
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安全性はどうなのか

このデパスに関しては副作用はそれほど多くなく、適正に使用すれば依存性も比較的低いお薬です。精神的な不調の他にも心身症のような身体にも症状が出る病気にも用いられます。

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デパス錠0.5mgの作用時間

 

比較的安全性の高いデパスですが、その効き目はどの程度の時間なのでしょうか。

 

デパス錠0.5mgの効き始める時間

デパスは服用後30分から1時間で効果が現れ始めます。

 

デパス錠0.5mgの作用時間のピーク

30分から1時間で効き目が現れた後は約3時間をピークに徐々にお薬の効果が抜けていきます。

 

デパス錠0.5mgの持続時間

効果に個人差はありますが、だいたい30分前後で効果が現れ始めた後に、6時間前後効果が持続する場合が多いです。他の緊張や不安に効果のあるお薬に比べると、比較的持続時間は短いお薬です。

 

メリットとしては

✅ 短時間で効き目が現れるので、症状が出た際に頓服で服用出来る。

✅ 薬の効果がいつまでも残る事がないので、用法・用量の調節がしやすい

とされています。

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デパス錠0.5mgの副作用

 

デパスは比較的安全性の高いお薬とされていますが、お薬に変わりはありません。個人差はありますが、副作用が無いとも言えません。ここではデパス錠0.5mgの副作用についてお話ししていきます。

デパスは安全性高いのか

デパスは基本的に処方する医師の指示を守って服用すれば、副作用が起こる頻度はそれほど高くなく、比較的使いやすいお薬と言えるでしょう。

 

では、どのような時に副作用が出るのか

「自分はデパスが効きにくいから・・」と言って自己判断で大量に服用したり、長期間に渡って服用すると副作用や依存が起こる可能性があります。

 

どのような副作用が出るのか

副作用に関しては主に以下7つの事が報告されています。

✅ 強い眠気が続く

✅ ふらつきがある

✅ 倦怠感・脱力感

✅ 目のかすみ

✅ 口渇、悪心・嘔吐など

✅ 集中力の低下

✅ 発疹やじんましんなどの皮膚トラブル

などがあります。副作用が現れた場合には服用を一度止め、早めに処方した医師に相談するようにしましょう。

薬の作用による眠気についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
薬の副作用で眠気が。。【この対策方法でシャキッと解消しよう!】

 

また重篤な病気に繋がる恐れのある副作用もあります。

✅ 薬を飲まないと不安でたまらない、不眠などが現れる。(依存性)

✅ 倦怠感が酷く、食欲不振になる。黄疸が現れる。(肝機能障害)

✅ 発熱や手足のふるえ、筋肉のこわばり(悪性症候群)

✅ 手足の筋肉の痛み、しびれや脱力感(横紋筋融解症)

✅ 発熱から咳、呼吸困難(間質性肺炎)

これらの症状が出た場合にはすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。症状に気づくのが遅くなると重篤な症状を引き起こす可能性がないとも言い切れません。

 

飲み合わせにも注意しよう

別の安定剤や抗うつ薬の作用により、効果が強く出る事があります。副作用が出やすくなる要因にもなりますので、必ず医師の指示に従うようにしましょう。

また服用中の薬がある場合には必ず医師や薬剤師に伝えるようにしましょう。

 

その他注意したいこと

アルコール類は薬の作用を強める可能性が高いので控えましょう。また服用の際には、眠気やめまいを起こしたり、注意力・集中力・反射運動能力等が低下することがあります。

車の運転や仕事の際の危険のともなう機械の操作等は服用時は控えて下さい。どうしても仕事等で車の運転や機械の作業が必要な場合には、必ず医師に相談するようにしましょう。

デパス錠0.5mgは比較的安全性も高く、効き目も早いお薬です。適切な量を守って、正しく服用する事で症状が軽減する事が期待できます。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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