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肩こりからくる歯痛の解消法!心筋梗塞の可能性アリ!?

<監修医師 ゆまこ>
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肩こりが酷い時に、歯が痛くなってきたということはありませんか?

肩こりと歯痛は、意外なことに関係が深く、セットで表れることが多い症状でもあるのです。

 

さらにこれらは、大人の心臓病で最も多い病気とされる心筋梗塞の前兆でもあることをご存知でしょうか?

 

そこで今回は肩こりと歯痛の関係や、その解消方法、さらに心筋梗塞との関係をお伝えします。

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肩こりの原因

 

肩こりは様々な原因により起こりますが、多くは不良姿勢が原因です。

私たちの頭は、主に肩や首の筋肉によって支えられています。

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人の頭の重さは約5~6kgです。5、6kgというとボーリングの玉やMサイズのスイカくらいですので意外と重いです。

 

例えばスイカを腕で持ち上げる時、腕とスイカが垂直にくる位置よりも、腕を前に突き出した状態で持つとより負荷がかかり、筋肉が緊張して疲れますよね。

 

これと同様に、姿勢が悪くなると、頭と首の位置がずれるため、肩の筋肉がより緊張し、かかる負担がさらに大きくなります。

これが肩こりに繋がるのです。

 

猫背の方やパソコンを長時間使用する方などは、頭が前方に傾きやすくなるので、肩こりになることが多くなります。

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 肩こりからくる歯痛の原因

 

肩こりのメカニズムがわかったところで、次に肩こりと歯痛の関係です。

猫背のように姿勢が悪くなると、首が前傾しますよね。

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下顎と首は筋肉で繋がっているので、首が前傾することにより下顎が首の方へと引っ張られてしまいます。

結果的に下顎に乗っている歯もずれることになるので、だんだんとかみ合わせが悪くなって、歯に痛みが生じることになるのです。

 

こうして考えると、肩と下顎は首の筋肉によって繋がっているので、どちらかに負担がかかるともう一方にも支障がでるのは当たり前のようにも思えますね。

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肩こりからくる歯痛を解消する方法

 

肩こりが原因の歯痛のため、肩こりを解消することで歯痛も解消することが出来ます。

では、ここからは肩こりの解消法を紹介していきます。

 

マッサージ

負担のかけ過ぎで緊張した肩の筋肉をほぐしてあげることで、肩こりを解消します。

マッサージ店などに行って本格的にほぐしてもらったり、マッサージ器を使用して自分でほぐしたりしても良いです。

 

金欠なら家族や友人に指圧してもらっても、良いでしょう。

 

ただし、マッサージが強すぎると逆に筋肉そのものを痛めることもあるので、注意が必要です。

自分が気持ちいいと思う程度の強さで行いましょう。

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運動

長時間同じ姿勢でデスクワークをしている方などは、姿勢の他に運動不足も肩こりの原因の一つに挙げられます。

運動不足だったり筋肉がこり固まったりすると、血液の流れが悪くなります。

 

身体を動かすことで血流を良くし、筋肉をほぐしていきましょう。

 

急に激しい運動を行うと怪我をしやすくなるので、体操やストレッチなどの手軽にできる運動から少しずつ慣らしていきましょう。

忙しくて時間が取れない方は、肩の上げ下げなど少しの動作でも良いので、毎日意識して動かすことが大切です。

 

風呂

シャワーだけでなく、ゆったりと湯船につかることにより身体を温め、血流をよくして筋肉の緊張を緩ませます。

半身浴のように胸の下までではなく、しっかりと肩や首までお湯につけて直接筋肉を温めることを心がけましょう。

 

お風呂はリラックスできる場なので全身の緊張を解きほぐすことができ、肩こり解消にも非常に効果的です。

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姿勢の矯正

肩こりの原因である不良姿勢を直すことで、再び肩こりになるのを防ぎましょう。

姿勢が悪い人は肩が前に入り、背中が丸まっていることが多いです。

 

肩を開いて後ろに下げるだけで背筋が伸び、まっすぐな姿勢になれるでしょう。

 

普段から猫背などの癖がついてしまっている方は、常に肩甲骨をくっつけるように意識して生活してみてください。

最初は大変かもしれませんが、慣れると前よりも肩の負担が減って楽に感じるはずです。

 

また、自分で直すのは難しいくらいゆがみがあるという方は、整体に通って矯正してもらうという方法もあります。

 

肩こりによる歯痛が酷い方は、顎などにもゆがみが生じていることもあります。

そういった場合は、歯医者で治療を受けることをお勧めします。

 

肩こりの解消に効果的なツボ押しやストレッチ運動については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。

【関連記事】
肩こりで頭痛や吐き気がする原因!今すぐ解消したい!

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肩こりからくる歯痛は心筋梗塞の前兆なの?

 

心筋梗塞とは

心筋梗塞とは、心臓に栄養を運ぶ役割を持つ冠動脈という血管が何かの原因で詰まり、心臓に栄養や酸素が届かず、心臓の筋肉が壊死した状態のことを言います。

 

心臓病は死因第二位にあたり、さらにその中でも心筋梗塞による死亡が多いとされています。

 

心筋梗塞にならないよう予防することも大切ですが、もしなってしまった場合は、できるだけ早く治療にあたりたいですよね。

そのためには、心筋梗塞になる前兆を知っておく必要があります。

 

心筋梗塞の前兆

実は、その心筋梗塞の前兆の一つに肩こりや歯痛があるのです。

心筋梗塞は、胸の痛みだけでなく、病気の原因部位とは離れた部位にも痛みが現れることがあります。

これを放散痛(ほうさんつう)と言います。

 

肩こりや歯痛は、この放散痛として現れる痛みの一つとして挙げられます。

一見心臓とは関係ないようにも思えますが、神経は繋がっているため肩や歯にも痛みが散らばるのです。

 

肩こりや歯痛などのちょっとした痛みも、後に大きな病気に繋がることがあるのです。

 

いつもと違う痛みを感じたり、長期的に痛みが続くなど少しでも異変を感じたら、自己判断で済ませずに病院を受診しましょう。

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