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肋骨のひびの治療法全集!完治するまでの期間は?

<監修医師 ドクターTST>
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肋骨にひびが入った!なんて、なんだか大けがをしてしまった気がして驚いてしまいますよね。

しかし、ゴルフや野球などスポーツをよくするという人や、咳のしすぎで疲労骨折・・・なんてことも、知らず知らずのうちに実はよくあることなのです。

 

他人事ではない、肋骨のひびが入ったときの治療法や完治するまでの期間など、詳しくご紹介します!

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肋骨のひびの治療法

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①肋骨のひびは放置してもいいの?

肋骨のひびに一番いい治療法は「安静にしていること」と言われています。

この安静にするということをどう捉えるかによって、放置してもいいかどうかの意味合いは大きく変わってくるんです。

 

肋骨ってどうやって出来ているの?

ひびが入った肋骨を放置しておくとどうなっていくのでしょう?

肋骨の仕組みと合わせてご説明します。

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まず、肋骨とは筋肉が覆われている平らな骨です。

ブロック塀(筋肉)の中に鉄筋(骨)が入っているのをイメージしてください。

鉄筋に比べてとても大きなブロック塀の中には、20本以上の鉄筋があります。

 

その中の1本や2本が折れたり、ひびが入ったとしても、他の鉄筋がブロック塀を支えているので、

外側のブロック塀が壊れていなければ支障はさほどないことがイメージ出来ると思います。

 

この作りが、肋骨のひびには何よりも安静が一番と言われる所以です。

 

もし中の鉄筋が折れてしまっているブロック塀に衝撃を与え続ければ、次第とガタがきてしまうのは想像がつきますよね。

 

つまり、「動かさないようにする(安静にしておく)=放置」という意味で捉えれば、放置をしてもいいということになります!

 

放置と言ってもあばらが痛い・・・と感じたら、いつも通りの生活は控えて、肋骨を気遣って大人しく生活してみましょう!

 

そうすれば、わざわざ病院に行かなくても次第に治るかもしれないので、少し様子を見てみるのもいいかもしれません。

 

気を付けるべき放置してはいけないケース

上記では放置してもいいという風にお伝えしましたが、これには気を付けなければならない点があります!

 

これをしていいのは、肋骨にひびが入っているのみの場合です。

もし覆っている筋肉や肺に合併症を引き起こしている場合、放置していると悪化する原因となってしまいます。

 

息苦しさを感じたり、呼吸に違和感を感じるなど、少しでも異変を感じたら、必ず一度医師に診てもらいましょう。

 

②肋骨のひびは何科でみてもらう?

「あばらが痛い!」そう感じたら、まずは何故あばらが痛いのか、原因を考えてみることが大切です。

例えば・・・

 

スポーツでケガをした、転倒やどこかにぶつけたなど、外傷である場合。

→骨の専門医である整形外科を受診することが一般的です。

 

長く続いている咳やくしゃみをすると次第にあばらが痛くなったなど、他の疾病の合併症として肋骨の痛みがある場合。

→まず原因である咳やくしゃみなど、根本の原因を病院で診てもらう必要があります。

 

原因が何かを理解し根本を治療していかないと、合併症として肋骨にひびが入っている場合、それは一向に良くはなっていかないからです。

 

一般的な症例の咳やくしゃみ、また特にぶつけたなど原因がよく分からない場合でも、内科で診てもらっていいでしょう。

 

もともとの原因が何かが分かったら、同時進行で整形外科を受診することも一つの手段として良い方法です。

 

また、あばらの痛みが軽い場合は、内科の先生に湿布薬などを処方してもらって様子を見てみるのも良いでしょう。

【関連記事】
肋骨にひびが入った時の症状をチェック!運動は厳禁?

 

③肋骨のひびの具体的な治療法

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肋骨は手や足の骨折とは異なり、ギプスで固定が出来ない部位です。

 

なので、なるべく無理に動かさないように安静にしていることが一番の治療法なんです!

「それだけで本当に大丈夫・・・?」と不安になってしまうこともいると思いますが、

 

肋骨は他の骨よりもダメージが少なく回復が早いという特徴があります。

とにかく無理に動かさず、静かに過ごすことが大切です。

 

痛みが強い場合には、鎮痛剤を処方してもらえるので問題ないです。

 

また、コルセット(胸部固定帯)を病院で購入する方法もあります。

腰に巻くコルセットと同じように、胸部に巻いて身体を圧迫し、肋骨の動きを制限して位置を固定すると痛みが軽減します。

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肋骨のひびは完治するまでにどれくらいかかる?

 

通常2~3週間で痛みがひき、完治まで約二か月程度が一般的です。

 

骨にひびが入っているのにそんなに短い期間で?とびっくりされる方もいると思いますが、

上記でも記述した通り、肋骨は回復が早いことが特徴として挙げられる部位です。

 

一番良い方法は、コルセットを巻いて、安静に動かさないようにしていることです。

合併症を引き起こしていなければ、回復は早いでしょう。

これなら病院に行かずとも、自分で治していけそうですよね。

【関連記事】
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まとめ

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いかがでしたか?身近に起こる肋骨のひび、いつ自分の身に起きるか分からない病気なので、ぜひ私生活で役立ててみてくださいね。

 

ここでは自分で治す方法を中心にご紹介しました。

たしかに、肋骨のひびはよくあることで、安静にしていれば自分で治すことも出来てしまう病気です。

 

 

しかし、骨だけではなく覆っている筋肉、肺や血管などに影響が出ている場合も考えられますので、

もしあばらが何日も続いて痛いと感じた場合、大前提として一度病院で専門的に診てもらいましょう。

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