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首がつる原因と対処法!【危険な病気の可能性はある?】

<監修柔道整復師 りんご>
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足がつる事は稀にあるかもしれませんが、あくびをした際などにピキーンと首やのどのあたりがつるような感じになることがあります。

 

また睡眠中や寝返りを打った時、人に呼ばれて振り返った時など、首がつるシチュエーションは様々です。

特に首筋から肩にかけてつった際には激痛を伴い、厄介です。

 

外出先や旅行先で起こってしまった際には辛いですよね。今回は首がつった際の原因や対処法についてご紹介します。

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首がつる6つの原因

 

筋肉への過度な負担

日中に過度な運動をしたり、筋肉疲労が溜まったり、普段運動不足の方などがなりやすくなります。

普段から適度にストレッチや軽い運動を行う事で予防できます。何もしないよりは肩や首を回すだけでも効果的です。

 

ビタミン・ミネラルの不足

筋肉が柔軟に動くためにはカルシウムとマグネシウムが必要になりますが、これらのミネラル分が不足すると筋肉が痙攣(けいれん)しやすくなってしまいます。

 

カルシウムには筋肉が収縮するのをコントロールする働きがあり、その働きが過剰な場合の抑制する作用があるのがマグネシウムになりますので、セットで摂るようにすると良いです。

 

水分不足

水分が不足すると筋肉の働きを助けてくれる電解質が不足してしまい、身体がつりやすくなります。

汗をかいた時、運動した際、寝ている際につらないようにこまめに水分を取る事が重要です。

 

血行不良

首や肩は普段から重みのある「頭部」を支えています。この為、常に骨や肩は緊張状態にあるのです。

 

しかしながら運動不足や、長時間同じ姿勢のデスクワークなどで筋肉が強張り痙攣してしまいます。また急な体温の変化で、体温が下がってしまった時。

 

例えば真夏の暑い外からキンキンに冷えたエアコンの部屋に入った時などにも、急な体温の変化により、血行が悪くなってしまうので注意が必要です。急激に身体を冷やすことは避けましょう。

 

老化

年齢を重ねると、段々と筋肉量が落ちていきます。そのせいで頭を支える首の筋肉が弱くなり、首がつる事があります。

 

 その他

(1) 糖尿病や内臓疾患

(2) 服用している薬の副作用

なども考えられます。なぜ身体の内部の病気が肩や首に症状が出るのでしょうか?

 

その理由は、肩こりや頭痛などが頻繁に起こる場合、「関連痛」といって、脳が本当は身体の内部に疾患、炎症があるのに脳が誤認識してしまい、別の部位の痛みとして情報を送ってしまうからです。

 

内臓と首や肩だと全く部位は離れていますが、関連痛のような事が起こりうるのです。

 

また肝臓の機能が低下したりすると、腱や筋肉の収縮が起こるので、これにより肩こりや首がつったりする事が起こります。

ちなみに内臓疾患であれば、睡眠中でも痛い事が多いです。

 

長期に渡って首がつりやすかったり、痛みが引かない場合には医師の診察を受けて、適切な治療を受ける事が大切です。

 

また服用している薬の副作用ですが、薬によっては副作用で「喉の渇き」が出る事があります。その際に水分不足になってしまうと、首がつる事があります。

【関連記事】
首の寝違えに!湿布での的確な治療法を知っていますか?

 

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首がつる時の対処法

 

首がつった時にはどのように対処すればよいのでしょうか?

首がつった際の治し方と首がつるのを予防するための予防法をご紹介します。

 

患部をゆっくり伸ばす

患部をゆっくりと伸ばしてあげる事が大事です。

むやみに頭をぐるぐる回したり、強く押したり、無理な動きをしてしまうとかえって頸椎を痛めてしまったりしまいます。

 

力を入れると痛みが増しますので、なるべく力を抜くようにして、頭をゆっくりと左右に傾ける、肩を上下したりするだけでも効果的です。

寝違えたり、肩こりの際にも良いですので、やってみる価値ありですね。

 

患部を温める

血行不良の場合などは、血流を良くするために温める事も効果的です。ホットタオルを首筋に当てたりするのも良いです。

 

水分を取る

水分不足の可能性もありますので、水分を取って静かに休む事も大事です。

とくに筋肉の働きを助ける電解質が必要になりますので、電解質の多く含まれている、スポーツドリンクを摂取する事がおススメです。

【関連記事】
経口補水液とは?作り方と飲み方を徹底解説!

 

食生活を見直し

また栄養不足が考えられる事もありますが、普段の食生活を見直してみましょう。つる事を予防する事が出来る栄養素は

(1) マグネシウム

(2) カリウム

(3) カルシウム

(4) ナトリウム

の主に4つです。

 

これらが良く含まれる食べ物としてはアーモンド、ひじき、のり、バナナ、アボカド、納豆、ホウレン草、牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚、わかめなどです。

 

こうして見てみると多くは和食に使われているものではないでしょうか?和食は栄養がバランスよく摂れる食事なのです。

 

毎日毎日きちんとした和食を作るのは難しいかもしれませんが、もし不足してしまいがちな場合には、サプリメントでの服用を検討してみても良いかもしれませんね。

 

病院を受診

これでも症状が長引いたり、辛い場合には病院の何科を受診すれば良いのでしょうか?

首や肩のみの症状であれば、「整形外科」の受診が良いです。筋肉や骨の専門の診察を受けられます。

 

上記でもお話ししたように「寝ていても痛い」場合には内臓疾患の可能性もありますので、内科を受診しましょう。

 

首がつる症状が出た場合には栄養不足、血行不良が挙げられましたが、これらは普段の生活の中で改善する事が可能です。

また内臓疾患についても挙げましたが、あまり痛みが長引いたり症状が酷い場合には無理をせずに病院を受診するようにしましょう。

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