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口の中が苦い7つの原因!【病気の可能性もあるので注意】

<監修医師 若菜康弘>
口

口の中に苦みを感じたことはありませんか。その苦みの原因が何なのか気になりませんか?

苦みを感じるのが一時的なものなのか、継続するものなのか、また病気なのか、気になりますよね。

 

そんな口の中の苦みの原因についてどんなものがあるのかご紹介します。

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味の感じ方

 

まず、私たちは味をどのように感じるのでしょうか?味を感じるのは舌にある味蕾(みらい)という器官です。

味蕾は舌の表面にある茸状乳頭(じじょうにゅうとう)と呼ばれるざらざらした小さな突起の中に存在します。

 

その総数は人種、年齢、栄養状態により違いますが、成人で7,500個程度といわれています。

食べ物は咀囑(そしゃく)され、味物質は唾液中に溶け出し、受容体のタンパク質と結合して脳に味の情報として送られます。

 

脳では外観、香り、歯ごたえなどの情報と味情報を総合的に判断して食べ物のおいしさを感じています。

 

味覚は衰えるのか

味蕾の細胞は10~12日という比較的活発なサイクルで新しい細胞と入れ替わっています。そのため、味覚は嗅覚や聴覚に比べて衰えにくいといわれています。

 

しかし、味蕾の数は年齢とともに減少するので高齢になると味覚の認知に時間がかかるようになります。

 

口の中が苦いと感じたら

食べ物の味がしない、口の中がいつも苦いなど、味覚異常がある人は意外に多いのです。

一般には味覚障害と言われますが、どのような状態なのかを調べるためには味覚検査をしてみると良いでしょう。

 

味覚検査

4つの味(甘味、塩味、酸味、苦味)をいろいろな濃度でしみこませたろ紙を舌の上に置いて味覚障害の程度を調べます。

このほか微電気刺激を与えて金属の味がすることを利用した電気味覚計を使った検査もあります。

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口の中が苦い原因や病気の可能性について

 

口の中が苦いと感じる原因について考えてみましょう。

味覚障害の主な症状は味覚低下や味覚消失ですが、自発性異常味覚という「口の中が苦い」という症状が出る場合があります。

 

原因としては血中亜鉛の不足、薬の副作用、疾患、食品添加物などがあります。

 

逆流性食道炎(胃食道逆流症)

胃酸や胆汁、時には膵液を含んだ液が何らかの原因により、胃から食道に逆流し、酸を含むそれらの液によって炎症を起こした状態を言います。

 

主な症状としては胸やけと口の中の苦み、のどの痛みなどがあります。逆流する原因の一つとして加齢があります。

加齢により、胃の内容物が逆流しないように働いている括約筋の働きが弱くなったためと考えられます。

 

食生活の西洋化に伴う脂肪の多い食事により胃の働きが悪くなったり、肥満や胃の圧迫による胃液の逆流、胃液の分泌増加等も原因となりますので食生活に注意するようにしましょう。

 

亜鉛不足

亜鉛は体組織や細胞に必要不可欠なものです。亜鉛不足により味蕾の味細胞(みさいぼう)の代謝が鈍くなり、その機能に影響を与えます。

 

日本人の必要亜鉛摂取量は8~15mg/1日と言われています。牡蠣を始め魚介類や肉、レバー、ナッツ、卵などに多く含まれていますのでこれらを食事で摂るようにしましょう。

 

しかし、過剰に摂取すると鉄や銅の吸収を阻害しますので最大でも30mg/1日までに抑えるようにしてください。

 

舌苔(ぜったい)

舌苔とは舌表面についた白っぽい、または黄色っぽい付着物を言います。自律神経の乱れ等により免疫力が低下すると細菌が繁殖し、舌苔が増えます。

 

この細菌がつくる揮発性硫黄化合物が唾液に溶けて苦みを感じるようになるのです。

体調の影響を受けることが多く、健康なときには少なくなりますので体調管理をしっかりしましょう。

【関連記事】
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虫歯・歯周病

舌苔と同様に細菌の繁殖により排出される物質が唾液と混ざり苦みを感じます。食後の歯磨きや歯科での定期健診を習慣づけましょう。

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ストレス

唾液の分泌は、交感神経と副交感神経に作用されています。ストレスにより唾液の分泌が減って口腔内が乾燥したり、舌苔ができやすくなります。

口内が乾燥している場合も免疫力が低下し細菌が繁殖します。排出される物質が唾液と混ざり苦みを感じます。

 

口呼吸によっても口腔内が乾きますので、お茶などの水分をこまめに摂ったり、ガム等を噛んで唾液が十分に出るようにしましょう。

 

また、ストレスは胃腸の働きを鈍らせて胃酸や胆汁を逆流させることがあります。

ストレスの原因を見極め、溜まらないようにしましょう。定期的な運動や規則正しい生活、バランスの取れた食事が大事です。

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味覚障害の原因はストレス?この治療でおいしく感じる!

 

口腔カンジダ症

常在菌であるカンジダ菌が免疫力の低下などによって口腔内で異常繁殖をしているのが口腔カンジダ症です。

 

自然治癒が可能ですが、高齢者・乳幼児、免疫力が極端に下がった人などは肺炎になる可能性もあるので投薬が必要となる場合があります。

 

通常は規則正しい生活とバランスの取れた食事をしていれば発症することはありません。

【関連記事】
誤嚥性肺炎の症状と治療法をどこよりも分かりやすく解説!

 

シェーグレン症候群

シェーングレン症候群とは自己免疫疾患の一つで、原発性と二次性の2種類があります。

このうち原発性の症状には目・鼻・口の乾燥があり、口腔内の乾燥により苦みを感じることがあります。

 

唾液の分泌を促すことで症状が軽減されますので、ドライマウスと同様の対処を行うか、ひどい場合は病院で薬を処方してもらいます。

 

この他、抗がん剤や抗アレルギー薬、ステロイド投薬や歯の治療に使う金属に含まれる重金属のアレルギーなどからも発症する場合もあります。

 

その場合は医師と相談をするようにしてください。以上、口の中が苦い時の原因をご紹介しました。

気になる場合は早めに病院へ行き、大きな病気でないかを確認するようにしてくださいね。

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