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喉の奥が痛い!それストレスが原因の病気かもしれません!

<監修医師  WASHIO>
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喉に痛みを感じる時、大抵は風邪の引き始めであることが多いのですが、

喉に痛みを感じたり違和感があるのに、それ以外の風邪の症状が見られない、なんてことありませんか?

 

実は、喉の痛みの原因は風邪以外にも様々なものがあるのです。原因が分かれば、防ぐことも可能ですし、直ぐに治療も行えます。

今回は喉の痛みを引き起こす様々な原因や考えられる病気、その治し方や何科にかかればいいのかについてお伝えします。

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喉が痛む原因

 

喉の痛みに対する直接的な原因は喉の炎症です。例えば細菌やウイルスなどに対して身体が免疫反応を起こした結果、喉の炎症となって現れます。

 

つまり、喉の炎症を引き起こしている要因が、喉の痛みの原因と言えます。ではここから、喉の炎症を引き起こす原因や病気を具体的に紹介していきます。

 

風邪

風邪の時に炎症を起こしやすいのは、喉にある扁桃という器官です(扁桃腺とも言います)。

扁桃は免疫に関わる器官で、外部から細菌やウイルスが侵入したり、身体の免疫機能が低下した時などに炎症を起こすため、喉の痛みとなります。

 

また喉の痛みがようやく消えたと思ったら、次は「ひどい頭痛」「咳が止まらない」「痰が喉に絡む」といった症状が引き起こされることもあります。

 

風邪の症状は進行と共に変化するのが特徴です。また風邪に似た症状が出るインフルエンザでも、喉が痛む場合があります。

 

さらに高熱が出た場合、インフルエンザの可能性が高いです。

【関連記事】
風邪の引き始めで喉が痛い!治し方をチェックしてみて!

 

口内炎

口内炎と聞くと、口の中に出来るイメージが大きいかと思いますが、喉の奥に発症する場合もあります。

喉の奥に口内炎が出来ると、痛みを感じるだけではなく発熱も生じるために「風邪を引いた」と思ってしまいがちですが、もしかしたら原因は風邪ではないかもしれません。

 

声の出し過ぎや、空気の乾燥

大声を出し過ぎると、声帯を酷使することになるため、炎症に繋がります。また、空気が乾燥していると喉の粘膜を傷付けるので、炎症を引き起こします。

 

喉は適度に休ませ、無理をさせないことが大切です。空気が乾燥しているときは、マスクなどを使って喉を守りましょう。

 

アルコールやタバコ

アルコールやタバコの煙も喉の粘膜を傷付けます。特に度数の高いアルコールは炎症を引き起こしやすいです。

しかし、酔っ払うことで痛みがある程度麻痺するため、気付きにくいかもしれません。

 

アルコールを頻繁に摂取していると、声がかすれてしまったり、しゃがれた声になってしまう人がいますが、これも喉が傷付いている証拠です。

 

妊娠の兆候

妊娠の初期症状の一つに「喉の痛み」があります。これは妊娠を身体が「異物が体内に侵入した」と錯覚するために引き起こされるためです。

「風邪に似た症状を感じるが生理も遅れている」という場合は、妊娠の疑いがあります。

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喉の奥が痛い!考えられる病気や原因をチェック!

 

扁桃の周辺など、喉の入り口辺りではなく、喉の奥が痛む場合は上記以外の原因も考えられます。

 

 急性喉頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん)

声帯のすぐ上には喉頭蓋という部分があり、ここが急激に腫れることで気道が狭まり、酷い場合は呼吸困難に陥ることもあります。息苦しい場合は要注意です。

 

主に細菌に感染することで発症し、初期症状は風邪に似ており発熱などが見られます。しかし重症の場合は入院が必要になるため、早期診断が大切です。

発症すると一週間ほどかけて点滴が必要になります。

 

声帯ポリープ

声帯にポリープ(腫瘤)というできものができる病気です。声の出し過ぎやタバコの吸い過ぎなど、過剰に喉を酷使することで引き起こされます。

そのため、歌手の人やヘビースモーカーの人は注意が必要です。

 

軽度のポリープであれば喉を休ませることで自然と治ることもありますが、それでも治らない場合は炎症を抑える薬などを用いて治療を行います。

 

重度になり「声が出ない」という場合は、外科手術によって切除しなければならない時もあるため、少しでも喉に違和感があったり痛みを感じたりしたら、早いうちに病院の診断を受けましょう。

 

花粉症

体内に侵入してきた花粉に対して身体が拒否反応を示すのが花粉症です。「鼻水が止まらない」「涙が止まらない」といった特徴の他に、喉の痛みを発症する場合もあります。

 

膿栓(のうせん)

膿栓とは、喉の奥に侵入した細菌などの有害な物質が、身体の免疫機構により侵入を阻止された結果できる残骸です。

ほとんどの人が大なり小なりこの膿栓を喉の奥にもちますが、大きくなるとくさい臭いを放ち、喉が痛むようになります。

 

咳やくしゃみで簡単に体外に排出されますが、どうしても気になる場合は耳鼻科で除去してもらうことが出来ます。

 

伝染性単核球症

喉の痛みや首のリンパ腺が腫れる病気で、EBウイルスに感染することで発症します。

ほとんどの人が自覚なく感染し、気がつかない間に抗体が出来るためさほど気にしなくても良い病気です。

 

ただし悪化すると肝臓に重篤な障害を引き起こす可能性もあるため、喉の痛みと共に首にも痛みを感じる場合は注意が必要です。

 

扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅうへんしゅよう)

もしも喉の奥、右側と左側のどちらか片方に偏って痛みを感じる場合、それは扁桃周辺腫瘍が原因かも知れません。

この病気は文字通り扁桃腺の周辺に膿が溜まって引き起こされる病気です。

 

唾を飲み込むときに酷い痛みを感じ、膿を体外に排出しなければ症状は改善されません。

内服薬や点滴で改善することが出来ますが、悪化すると手術が必要になります。

 

ストレス

これまで、細菌やウイルス感染、空気の乾燥やタバコなど外部から受ける影響が原因となる喉の痛みを紹介してきました。

しかし、自身の体調により喉の痛みが引き起こされることを知っていますか?

 

それがストレスによる喉の痛みです。ここからは、ストレスと喉の痛みの関係を紹介していきます。

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喉の奥が痛いのはストレスが関係している可能性あり

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風邪を引いたわけでもなく、喉を酷使した覚えもないのに、なぜか喉の奥が痛いという人は、ヒステリー球という病気かもしれません。

 

ヒステリー球とは、主にストレスが原因で引き起こされる病気のことで、喉の筋肉が緊張や痙攣(けいれん)を起こし、

狭くすぼまることで喉の内面が触れ合い、異物感や違和感、痛みなどの症状となって現れます。

 

また喉だけではなく、胃にも違和感や圧迫感を感じるようになります。

【関連記事】
ストレスが原因の病気一覧!心臓や脳にも悪影響を及ぼします!

 

極度の緊張や不安、鬱状態、アレルギーでも引き起こされます。誰でも発症する可能性がありますが、特に女性に多いようです。

ストレス、つまり自律神経の乱れがヒステリー球に繋がるため、自律神経失調症や心身症など、ストレスと関係のある病気と合併して現れることもあります。

 

予防、治療法としては、とにかくストレスを溜めないことです。何事も無理をしすぎるのは良くないですよね。

 

例えば好きな音楽を聴いたり、美味しいものを食べたりなど自分の好きなことをすることで、精神的にも身体的にもリラックスすることが大切です。

 

また、適度な運動を取り入れることでリフレッシュし、喉の緊張をほぐすことにも繋がります。

睡眠をしっかりと取ることも、自律神経を安定させることに繋がるため、意識して睡眠時間を確保するようにしましょう。

 

それでもヒステリー球が治らず、長引く場合は病院に行きましょう。

自律神経の乱れを改善する安定剤などを処方してもらうこともできます。

【関連記事】
自律神経失調症の症状チェック!5つの原因も解説!

扁桃腺の腫れが治らない。それは危険な病気になる恐れアリ!

 

まとめ

しるし   

喉の痛みの原因や、考えられる病気について紹介してきましたが、どんな原因でも痛みが長引くのは辛いですよね。

 

直ぐに治療して、症状の悪化や長期化を防ぐためにも、できるだけ早く病院で診察してもらうことをお勧めします。

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