Sponsored Link

胸が苦しいのはストレス性の病気かも!注意して!

<監修医師 ドクターTST>
1

何か激しい運動をした訳でもないのに突然胸が苦しくなる、なんて経験はありませんか?一重に胸が苦しいと言っても、様々な原因が考えられることがあります。

 

もし単なるストレスが原因の息苦しさだったとしても、深刻な病気を疑い、不安になり更なるストレスを作ってしまう、なんて悪循環に陥ってしまう事もあります。

 

ここでは、ストレスが引き起こす様々な症状と、胸の息苦しさを訴える病気について紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク
 

胸が苦しい。。ストレスが原因で起こる病気

 

過換気症候群

ストレスが原因で起こる病気はたくさんあります。中でも一番耳馴染のあるものとして過換気症候群があげられます。俗に言う過呼吸というものです。

 

過呼吸は誰にでもなりうる病気で、突然酸素が薄くなったような息苦しさを感じ、浅い呼吸を幾度も繰り返します。

 

でも実際は酸素が足りなくて苦しいのではなく、息がうまく吐けなくて苦しくなってしまうのです。

過呼吸の対処法として有効なのが、口に袋を当てて深呼吸をすることです。その他にも、袋がないときの対処法として、息を止めることで過呼吸が少し治まります。

 

自律神経失調症

過換気症候群の次に考えられるものとして自律神経失調症があります。

ストレスによって、夜眠れなくなってしまったり、食欲が落ちてしまったりと、不摂生が続くことによって、自律神経のバランスが乱れると身体は様々な不調を訴えます。

 

頭痛や眩暈、動悸、息苦しさ、手足の震え等、日常生活に支障を来すような症状が次々と現れるものの、病院に行って採血検査を受けても結果は異状なし。

 

そんな時は自律神経失調症を疑いましょう。自律神経失調症の一番の治療法は、「ストレスを溜めないこと」です。

【関連記事】
自律神経失調症の症状チェック!5つの原因も解説!

 

うつ病

うつ病もストレスを原因とする病気で、その症状のひとつに息苦しさを感じる、と言う場合があります。

 

人間は強いストレスを感じると、不安感や言い知れぬ恐怖感に襲われ、動悸や息切れの症状が現れ、その症状が酷くなると意識障害を引き起こす事もあります。

スポンサーリンク

胸が苦しいのはストレス性の病気以外もある

 

息苦しさの原因は全てストレスのせいだと勘違いしてしまうのもまたよくありません。

 

息苦しさを症状とする病気には恐ろしい病気もあるので、ストレスのせいだと油断していると症状を悪化させてしまう事があるので、注意が必要です。

 

アレルギー性気管支炎、アレルギー性気管支喘息

特定の食べ物や植物、動物の毛に対して身体の免疫システム、簡単に言うと身体の自己防衛システムが過敏に反応し、空気の通り道である気管支に炎症を起こしたり、

気管支が狭くなってしまう事によって息苦しさを感じます。

 

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

煙草を長期的に吸っている人や、粉塵を取り扱う仕事をしている人は、COPDが考えられます。

 

煙草は百害あって一利なしという程、身体に対して悪影響を及ぼす他、煙草を吸っていない人も副流煙といって、煙草そのものから出ている煙を吸うだけでも肺が汚れてしまいます。

 

なので、自分は煙草を吸ったことがないからと安心するのは禁物です。家族や友人、職場などにヘビースモーカーがいる人も注意が必要ですね。

 

自然気胸

この病気は、原因ははっきりしていませんが、「ポイント」10代~20代の若い人で、長身細身の男性がなりやすいそうです。

 

自然気胸は肺の中の大きな空気の袋が破れて、肺が急激にしぼんでしまう病気で、息苦しさとともに胸の痛みや咳が出て、対処が遅れてしまえば最悪の場合死に至るとても怖い病気です。

 

貧血症

女性に多い貧血症も息苦しさが症状として現れることがあります。血液には酸素を体中に運ぶ役割をする赤血球が多く含まれています。

その赤血球の数が少なくなれば、必然的に運ばれる酸素の量も減ってしまい、息切れや動悸が起こることもあります。

 

女性の中では結構軽く見られがちな貧血症ですが、注意が必要です。胸が苦しいのに加え背中も痛い場合は以下の記事を参考にしてみて下さい。

【関連記事】
胸が苦しいし背中が痛い!考えられる原因をチェック!

スポンサーリンク

息苦しさが続いたら早めの受診を!

しるし   

息苦しさというのは、日常生活に大きく支障を来します。放っておくと怖い病気も隠れている可能性があるので、「ちょっと疲れただけ」などと放置してしまうのはよくありません。

 

症状が軽くても、まずはプロであるお医者さんの目で診てもらう事が一番良いでしょう。

 

ストレスはたくさんの病気の引き金となりうるものです。ストレスは、お医者さんの目や採血データからはある程度しか読み取ることが出来ません。

 

貴方のストレスの大きさは、あなた自身しか分からない事なので、お医者さんの助言やお薬の処方ももちろん大切ではありますが、一番大事なのはストレスを溜めないでいられる環境を探すことです。

 

職場の人間関係、友人関係、家族関係、色々な環境が貴方の身体のストレスにもなったり、はたまた癒してくれたりもします。

ストレスを仕方のないことと諦めて受け入れてしまわずに、どこかに少しでもそのストレスを和らげてくれる場所を作ることも大切なことです。

【関連記事】
右胸が痛いし苦しい!何かの病気だったらどうしよう。。。

左胸が痛い(女性)原因は?何科で受診すればいいの?

心療内科への受診も、とても勇気がいることですがそれもまた、一つの手段として頭の片隅にでも置いておくといいと思います。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
 
 

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ