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渇いた咳が止まらない!【長引く原因はコレなんです】

<監修医師 吉野 聖奈>
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咳が止まらない、長引く咳をしているなど咳をしていると体力的にも消耗し苦痛でしかも夜中の咳は睡眠を妨げます。他方、咳には気道内の異物を排出する重要な働きをしていますので、簡単に止めてしまう事は問題です。

しかし喉が痛い、咳が長引いたり痰が絡んだりしている場合何らかの病気が原因になっているかもしれませんので早めに病院を受診しましょう。

以下の項目で咳にからんだ説明を紹介します。

 

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渇いた咳が続くし痰が絡む原因

 

渇いた咳の原因としては、咳喘息や逆流性食道炎、百日咳等が考えられますが、痰がからんできますと風邪やインフルエンザ、慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん COPD )等でもみられます。

以下その内容を説明します。

 

咳喘息・喘息

長引く咳の原因として咳喘息があります。喘息ではありませんが、気道に炎症が発生し狭くなり咳が出ます。

特徴は渇いた咳で痰はでませんが、そのまま放置すると喘息に移行します。

喘息に移行しますと、咳が続き夜間や明け方に喘鳴(ぜんめい ヒューヒューとなる喉の音)がして風邪などの上気道炎などを併発しますと痰が絡み呼吸困難に陥ったりします。

 

逆流性食道炎(GERD ガード)

食道下部に胃の内容物や胃液が逆流することによって起きる病気です。

喉の痛みがあり咳などを伴い慢性化する傾向があります。喘息やCOPDなどとも併発します。

 

慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん COPD シーオーピーディー)

喫煙などが主な原因で咳を伴いしかも痰を伴う場合、慢性閉塞性肺疾患の典型的な症状です。

主な症状として咳、痰のほか階段を登ったり坂道を歩いたりすると息切れがしたり動悸がします。喫煙歴が長い中高年に多い疾患です。

 

感染症など

百日咳(ひゃくにちぜき)やマイコプラズマ肺炎等が原因で渇いた咳が2~3週間続きます。いずれも百日咳菌やマイコプラズマによる感染によって起きる病気です。

渇いた咳が特徴で、痰はあまり出ないようです。

【関連記事】
マイコプラズマ肺炎の症状チェック!その治療法も解説!

 

副鼻腔炎など

副鼻腔炎等が原因で気管支に異常が発生し咳がでて痰も絡む場合があります。

この場合は主に成人に発症し湿ったゴホッといった咳をします。

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後鼻漏(こうびろう)

花粉症などによるアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が原因で鼻水や鼻汁が鼻腔に流れ込み炎症を起こすことによって咳が出て痰などが絡みます。

 

その他の疾患

咳の原因として考えられるその他の主な疾患としては、肺がん・結核・肺炎・うっ血性心不全・胸膜炎・気道異物などがあげられますが、これらは問診と胸部X線検査で異常を発見される場合が多いです。

また、高血圧の治療に用いられるACE阻害剤(エースそがいざい 血圧をさげる薬です)で空咳が副作用として出る事があります。

 

さらに強いストレスを受けますと心因性の空咳をする場合があります。

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子供で渇いた咳が止まらない原因

 

子供が咳をしますと、いかにもつらく親としても何とかしてやりたいと思います。咳は体の異常を表す兆候ですので早急な対応が大事です。

この項目では子供の咳が止まらない原因を紹介します。

 

風邪

ウィルスにより急性の風邪をひき咳や痰をともなった症状を呈します。

鼻詰まりや鼻水を伴います。

 

気管支喘息

夜間や明け方に喘鳴とともに呼吸困難を伴います。

咳とともに痰が多くなります。

 

急性気管支炎

気管支に炎症が起き微熱や発熱を伴い咳が出て痰も増加し喘鳴も伴います。

ウィルス感染が重なった時は重症化し吐き気や熱を伴いますので注意が必要です。

【関連記事】
気管支炎の症状チェック!大人と子供で治療法違う?

 

百日咳

名のとおり咳が長引く疾患です。飛沫感染などが原因で発症し、赤ちゃんや幼児では肺炎や脳症を併発します。

三種混合ワクチンの定期接種で減少していますが、大人や青年層に発症する傾向があります。

 

クループ症候群

生後3ケ月の赤ちゃんから5歳ぐらいの小児に多い疾患で、ケンケンコンコンといった咳を伴います。

ウィルスにより喉の奥に炎症がおき腫れてくると呼吸困難に陥り入院が必要になる場合があります。

 

肺炎

肺炎は発熱や咳をともない、急性気管支炎などより重症化し咳も出ますし痰もからみやすく熱も高い場合が多いです。

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渇いた咳が止まらない時の対処方法

 

1歳前後の小さい子供さんが咳を始めて止まらない時や渇いた咳の対処法としてはあくまで臨時的な対応として実施します。

長引く場合は病院にかからなければならないのは言うまでもありません。

 

市販薬などの薬を使う場合

咳の出始めで喉が痛い等の症状があり渇いた咳なら漢方薬などの市販薬の咳止めなどを飲ませてみるのも方法です。しかし完全な止め方はあまり推奨できません。

鼻水がでたりする花粉症の場合は市販の抗アレルギー剤を服用させます。

しかし、痰が絡んだ咳の場合咳を止める事によって痰が排出されなくなるケースがありますので安易に咳止めを服用させず病院を受診しましょう。

 

乾燥を防ぐ

部屋の乾燥を防ぐため除菌加湿器などを使いましょう。

部屋の空気をきれいにし湿度を保ちます。

 

夜間の咳の場合

夜中に咳がよく出る場合は頭を少し高くし器官が圧迫されないようにし呼吸を楽にして痰が詰まらないようにしてあげて下さい。

 

専門医を受診する

咳には色々な原因が考えられますので、長引いているようでしたらできるだけ早く呼吸器の専門医の診察を受ける事をお勧めします。

 

病院における処置内容について

処置・治療の一端に付いて簡単に説明します。

長引く咳の場合は血液検査、呼吸器機能検査さらに胸部レントゲン写真検査、CTスキャンなどの画像診断や痰が出ている場合は喀痰検査(かくたんけんさ 痰の検査)、アレルギーが疑われるケースではアレルギー検査を行います。

また、肺機能検査や気道検査などを行う場合があります。

 

熱はない、咳だけという場合は薬による治療で様子をみますが、花粉症などのアレルギーの場合は抗アレルギー剤、そうでない場合で風邪などは気管支拡張剤(きかんしかくちょうざい  器官を広げる薬です)や去痰剤(きょたんざい 痰を排出させる薬です)を使います。

 

喘息や咳喘息の場合は吸入ステロイド剤などの吸入剤を使用します。

細菌等による感染による咳が疑われる場合は、細菌の検査を行いその細菌に対応する抗生物質や抗菌剤を使用します。

長引く咳には病気が背景にある場合が多いですので、早期診断・早期治療が肝要です。

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